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TESOL 「英語教授法」 5日間短期集中 ≪夏期研修≫
「現役英語教員」とこれから「英語講師」・「言語講師」を目指す方のためのセミナー
『生徒の英語力がみるみる向上』
今年(2016年)の3月の末に、私たちは昨年TESOLを受講されたKさんから、学んだ教授法がどのように家庭教師のお仕事に役だったかについて、喜びの報告をいただきました。

「5日間コース」卒業生の中には、塾講師や家庭教師として教えているという方も多いかもしれません。それで、大変興味深く参考になる経験ですので、よろしければ以下のKさんからの報告をお読みください。


2013授業風景2


『プロ講師を名乗っていはいましたが、ブランクが空いていました』

「任された中一の生徒は、中学受験でそれなりの中高一貫校に入ったものの、英語が不得意で成績はほぼ最低。教育熱心なお母さんで、それまでも英語対策は色々したものの、まったく効果が上がらず、半ばあきらめモードでした。そこで「プロ講師」(私)に、2・3月と週2回の授業をして改革を、との依頼です。

しかしその子は部活で忙しい中、家庭教師(私)の授業時間が20:30-22:30の2時間です。これが週二回、加えてもう一日は塾に行って数学をやっています。拷問です……これまでの経験でいくと、確実に集中力は持ちません

そんな状態で授業をスタートしましたが、ここでTESOLを大いに活用しました。

まず、指導経験の長さや人数で「プロ講師」を名乗ってはいましたが、実際はかなりブランクが空いていました。しかし、お母様との面談時に「TESOLという教授法資格を持っています」と説明することで、堂々とプロを名乗ることができました。


『文法の説明はバターのように薄塗りで』

また、2時間という長丁場ですが、コマ割りテクニックを使い、15分タームで集中・完結して小休止、という配分を徹底しました。小休止中にはストレッチや水飲みなどで、常に脳の活性化を意識しました。すると、眠気との闘いがそこまで苦にならず、見事に2時間集中力を保ってくれます。むしろあっという間と感じるようです。

さらに、それまで私はいかにわかりやすく伝えるかに重点を置き過ぎ、話し過ぎていました。しかし、コットン先生の「文法の説明はバターのように薄塗りで」という教えを意識し、厚塗りのようなくどい説明は極力避け、むしろオーディオリンガルメソッドや音読で、生徒のアウトプット量を増やすように心がけました。

また、自己肯定感の低い子でしたが、コットン先生のように意識して具体的にほめる、肯定することを一層意識したところ、改善が見られました。


『生徒の英語力はみるみる向上』

などなど、学んだ事柄を努めて適用することで、生徒の英語力はみるみる向上してゆきました。まだ担当して2か月ですが、その子は自分の中に英語の回路が出来上がっているのを確実に感じています。それなりの問題を解く際も、それまでの見当はずれな間違い方から、英語の筋にそった惜しい間違い方へと変わっています。日本のテストですから、文法的にノーミスを求めるので、そのレベルにはあと数か月かかりそうですが、この2か月間の進歩としては本人も親も十分な手ごたえを感じています

数学は個別指導の塾に通っていますが、結果が伸びず、お母さんは「全部の教科でK先生に担当してもらえたらいいのに」とまで言ってくださっています。さすがに無理な相談ですが、順調に英語が伸びたら、今度は国語をと考えています。

かつての自分の授業では、これほど早く進歩させることはできなかっただろうなと感じています。

今後も、英語あるいは日本語の授業を担当する際には、学んだ事柄をフルに活用することで、生徒の進歩に貢献できるとの確信を深めた2か月でした。本当にありがとうございました。

追伸:ちなみにこの副業、かなり時給がよく、数か月のうちにはTESOL受講料を取り戻せそうです。やはり、値段以上の価値が確実にありました。」

『生徒の英語力がみるみる向上 その2』へ続く

生徒の英語力がみるみる向上 その2